錆び付いた世界の端を

ふらついて歩みを進める中

僅かに溶け出した彩りが

寄せては返して消える

 

鉛の海の中 泳ぐ様に

進まず 息も出来ず

明日も苦しみ

生きるしか無いのか

 

全てを飲み込み また

吐き出してまるで敵だらけだ

 

乾いた地面に花が咲いていた

その意味を問い掛けても

全く仕様が無いのでしょう

そんなこと分かっているけど

 

全てが敵だらけの様で

鏡の蔑んだ目を睨み

 

世界に生まれた過ちを犯して

歩いて行くのです このまま